心の故郷ロゴス教会

神戸市 川崎 栄子

(ロゴス宣教双書(U)1996年)

 ロゴス英語学校があった頃、語学や文化を学ぶべくエルマー宣教師のバイブルクラスに誘われて出ていた。
いちど教会へとお誘いがあって出席を許され、そこでの第一印象がその後の私の人生を全く変えてしまうとは思いもしなかったが、事実である。東北の田舎の高校を出て上京した女の子には、コンプレックスの固まり以外に持つすべがなかったところに、聖書の福音が語られたのである。

 私を本当に生かしてくれるのは、イエス様しかいないと思った私は熱心に求道し、砂地が水を吸うように両山本牧師の語られるみ言葉を食い入るように聞いていたのを懐かしく思い出す。23才で確信が与えられ、次に神が私を個人的にどのような使命を与えて下さるために救って下さったのかと真剣に祈っていた時に、老人福祉が与えられたのである。

 時が満ちて都立の養育院で働くようになり、社会福祉の在り方に矛盾を感じながらも、お年寄りの方々の励ましと何よりも教会員の祈りに支えられて、喜んで働くことができました。

 神が与えて下さったパートナーと神戸で家庭を持ち早10年、3人娘も与えられ、今改めて社会福祉の専門をある大学で学んでいるが、全て神の憐れみと恩寵を覚えて日々、感謝の祈りを捧げる者に変えられている。

 三和人先生がおっしゃった「Come &Go」 イエス様が私のところに来なさい、そして聖霊が共にいるから、地の果てまで出て行って宣べ伝えなさい、と。何のいさおしもない者を敢えて主が救い、導き、仕えるように訓練し成長させて下さる、何と素晴しい神のご計画であろうか。ロゴスで信仰が与えられ、神戸でロゴススピリットを持って仕えている。その実が少しでも主の栄光のためになるよう続けて祈ってほしい。神の言葉ロゴスが永遠であるように、心の故郷ロゴス教会も私の中で限りない安らぎを与えてくれる。(エレミヤ29:11)

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