ロゴスへの手紙
倉形 彰牧師(アガペシップ教会)
栄光在主 !
私のFaxをご覧になりロゴスのご本をお送りくださりありがとうございます。 お手紙の山本俊正先生は私を指導してくれた南メソジスト大学院の姉妹校の関学の教授であり、大原教会のことも山本先生からよく聞いており、また山本和先生は英語学校時代は机を並べた学者であり、どれも懐かしい思い出にある人たちです。
今年になって渡部先生御夫妻やロゴス関係者にお会いし、近い中に旧ロゴスの信徒や元学生を集めてhome comingの親睦会を開催しようと祈りながら名簿を作っております。多分秋ごろの土、日曜日に開かれると思いますので貴兄もよろしかったらご出席くださいませんか。
実は長いこと学校経営、会社経営と宣教伝道もして参りましたが、今年3月で解散、退職をしました。が、青年が教会に来ない、教会が信仰覚醒の兆しが見られない、社会も学校も家庭も心の目標を持たず混乱しさ迷っている、教会は99%の未信徒にあまり配慮してこなかった。私たち(妻も牧師)も反省し、心機一転して日本キリスト教団へ牧師転入、またアガペシップ教会も教会転入しようと決心しました。2人の論文は合格しましたが、9月には大阪で3日間試験と面接を受けることになりました。教団教憲教規や宗教法人法の試験、説教学、神学面接試験、学科試験、山ほどの書類作成などがありますが、既に老化し記憶力の薄れた私たちが、合格するかどうか分かりません。不合格の場合はアメリカか北欧の宣教師団と一緒に伝道するかもしれませんが、私たちの心では一つの例えとして言えば、八王子が母教会、アガペシップが枝の教会になれればキリストが喜んでくれることでしょう。また、天国の三和人先生も微笑んで下さることでしょう。私の信仰の古里は日本キリスト教団なので貴兄も教会員も転入がうまくいくようお祈りいただけたら光栄です。
青山学院大の田島信之先生は私の最初の論文の指導教授であり、大学長になった方ですが、兄のお家は永福3丁目なので青山学院のクラス会があった時、よく通った所です。
近い中に八王子のみなさんとお会いしたいと思います。
今、未信徒への伝道アプローチとしてクラシックやゴスペル音楽(黒人霊歌)のイベント、日本には英語会話、外国人には日本語会話などしていますが、伝道目標は最低21名の信徒が与えられて教会として認可されることです。
手紙が大変長くなりました。乱文乱筆をお許しください。
2009年6月5日 キリストの愛を感じて
倉形 彰 ベンジャミン(ロゴスで頂いた洗礼名です)
*倉形彰牧師は1952(昭27)ロゴスで受洗、青山学院大神学部、南メソジスト大学院、カリフォル二ア大神学部、セントチャールズ大学院を卒後、メソジスト教会牧師を勤め1966年帰国後教職に就き1968年再渡米、コロンビア大講師、ハンプトンメソジスト教会牧師などを経て1971年ロゴス英語学校教師となる。1973年国際文化センターウェデイング所長、社長、1980年富士見台英語学院副院長、1981年練馬、所沢クリスチャンセンター牧師を歴任、これまで13,000組の司式を執行、現在は後進の指導に当たられています。奥様も米国の神学校を卒業され牧師として活動されています。●論文「新約聖書の主キリスト論」「我信ず、クレード」「日本における新しいキリスト教教育理論」「共に生きる結婚と家庭と教会」「福祉とキリスト者―老人福祉とホスピスから社会福祉神学の確立へ」など。