主任牧師に山本俊正先生をお迎えして
真野みつ子(05.11.「LOGOSNo.24」)
先生に初めてお会いしたのは8年前のことです。
長男が学Yの礼拝堂で結婚式を挙げたときに司式してくださったのが俊正先生でした。
息子から先生は学Yの活動でお世話になっている尊敬する先輩であると、聞かされました。
式の前に両家の両親揃って府中の先生のお宅にご挨拶に伺った時に、先生と御家族に初めてお会いしたのです。
縁あって先生がロゴス教会の主任担任牧師になってくださり、心から感謝しております。
今年の夏期修養会は高尾の森ワクワクビレッジで行われましたが、奥様のクラウディアさんと元気な少年に成長した虹君に再会できて、とてもうれしくロゴス教会の未来に明かりがともる思いがしました。
私は今年猛暑だった7月、愛・地球博地球市民村のJCBLのパビリオンでボランティアをしてきました。
”みんなでなくそう対人地雷館”で、地雷は恐ろしい兵器であること、その被害の大きさに心を痛めた2人のボランティアが地雷そのものを禁止すべきと禁止運動を始めた。その呼びかけから世界各国に地雷禁止を掲げる市民を中心にした団体が次々にできた。
そしてついに1997年に「対人地雷全面禁止条約」に122カ国が調印するという成果を生み出した。条約が発効して以来、被害者は大きく減ったが、未だアメリカ、中国、ロシアなど40カ国が条約に加入していない。世界中の人が平和に生きるために、地雷を`作るな、売るな、貯めておくな’と未加入の40カ国に働きかけていかなくてはならない。以上のような内容を来場者に話してきました。この運動を日本で担っているのがJCBL(地雷廃絶日本キャンペーン)で、世話人の中に俊正先生の名前を見つけました。山本三和人先生がいつも世界の平和を願い共存の道を説いた反戦牧師でしたが、
俊正先生はこの点でも共通しています。俊正先生はNCCの総幹事をしていらっしゃるので、とてもお忙しい方ですがいつも穏やかな笑顔で接してくださり、過去1年間の証言からもロゴス教会にまことにふさわしい先生をお遣わしくださったと神様に感謝しています。
飯沢 先生、井本先生、小泉先生のお助けをいただくとともに、私たちも小さい力を合わせて、ロゴス教会が広い視野をもって社会に接し、地域の灯となることを願っています。