ロゴスへの手紙
日本基督教団ロゴス教会 役員会の皆様へ
主の御名を崇めます。
本年5月27日、日本基督教団東海教区の教区総会において、八ヶ岳伝道所の教区加盟が承認され、6月6日には教団議長名で教団加盟承認の通知を受け取りました。その旨、お世話になり続けたロゴス教会の皆様にお伝えいたします。
開拓伝道に関して、明治期や戦後直後にはともかくとして、親教会や教区・分区の支援がない私たちのような場合は前例がなかったらしく、また私自身も胡散臭くも見られ、予想外に難儀いたしました。ロゴス教会にあっては長い間ご支援くださり、そのことが私の精神的な支えとなっていました。誠にありがとうございました。
次の目標は、会堂を手づくりで建て、次の後任者を招聘できるような体制を作るまでが私がしなくてはならない課題だと思っております。十年なのか、二十年なのか、その間に教会としてやることがたくさんあります。ちなみに、今年から信徒の発案で、伝道所運営の田圃を二反ばかりすることになり、先日何人かで田植え(手植え)をいたしました。黒米や餅米も 植えたので、年末には餅つきをすることになりそうです。
八ヶ岳伝道所は、礼拝の他に聖書の学び会を頻繁にやっていて、正式な会員の他に、他教会・他教派の人たちとも聖書を学びあっています。おかげで私は、毎日、説教と学びの準備に相当な時間をとられてしまい、どうも牧会がおろそかになってしまっています。
いつか機会をつくって、礼拝の折にお礼にうかがいたいと思っております。
皆様にはご迷惑をおかけしながら、このような書面だけの報告でご無礼しておりますが、改めてきちんとご挨拶に参りますまでご容赦ください。あるいはまた、説教のローテーションの欠員でもあれば、お手伝いいたします。
教会の皆様に、よろしくお伝えください。私たち八ヶ岳伝道所のことを皆様のお祈りに加えていただき、本当にありがとうございました。
2008年6月25日
日本基督教団八ヶ竹伝道所 牧師 山本 護