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今年はルターの宗教改革から500年になります。宗教改革が16世紀にヨーロッパ各地で始まる中、英国ではヘンリー8世の離婚が当時のカトリック教皇に認められず、そのことが原因で、ヘンリー8世はローマカトリック教会と対立し、1534年に英国教会(聖公会)が誕生します。その後、メアリーT世、エリザベスT世が、英国国教会をカトリック教会に先祖返りさせようとして、カトリック的な教会に戻そうとしたことに不満を持った人々が、ピューリタン(清教徒)と呼ばれ、信仰の自由を求めて、英国国教会から離脱し、弾圧を避けて、アメリカへと移住しました。このように宗教改革の結果、ヨーロッパから新大陸アメリカへ、キリスト教は移植されます。国家と結び付いた、統治権力と直結した、ヨーロッパのキリスト教から、市民社会型のキリスト教へと発展するようになります。日本のプロテスタント教会の多くは、19世紀後半に米国の宣教師によって伝えられた宣教活動をその母体としています。
私たちのロゴス教会は、今年、創立から数えて128年を迎えます。新たな宣教の視点を学びながら、今年度も、神の呼びかけに応答し、教会の宣教のために共に祈り、共につかえてゆきたいと思います。
1.発信する教会へ
教会のホームページを通してより多くの人たちにロゴス教会の礼拝や教会活動の紹介を含めた教会情報が発信されています。ホームページを見て、教会に足を運んでくれる方々がいることは喜ばしいことです。また、クリスマス礼拝やCNCコンサートの開催に加えて、地域に教会の存在を更にアピールする機会を増やすなど地域社会との連携を強化したいと願います。
2.共に祈り合う教会
週報に「祈りのリクエスト」が毎週、掲載されています。祈りは私たちの信仰生活の基本です。共に祈る習慣を日常化しましょう。昨年同様、毎週日曜日の礼拝で行う共同の祈りに加えて、教会員の一人一人を覚えて、また友人、知人を覚えて祈る機会を増やしたいと思います。災害時や困難のうちにある人々を覚えて、また友人、知人を覚えて祈る機会を増やしたいと思います。災害時や困難のうちにある人々を覚えて、教会員の祈りのネットワークを強化したいと思います。
聖書は「平和を実現する人々は幸いである」(マタイ5:9)と私たちが平和の使徒として生きることを招いています。現在の世界や日本の状況に対して、教会ができること、すべきことを模索しながら、平和と正義を祈り、語り、行動する教会でありたいと思います。
4.アジア、世界に連なる教会
ロゴス教会はキリストの体に連なる教会であると同時に、アジアや世界の教会に連なっています。私たち一人一人はキリストの体の一部分です。アジアや世界が直面する痛み、また可能であれば課題を選択し、具体的な支援や取り組みをいたしましょう。
5.捧げる教会
教会の強さは、自らがどのくらい所有しているかではなく、どのくらい捧げているかによります。今年度も教会および一人一人に与えられた、神様からの豊かな賜物に感謝し、捧げること、仕えることを宣教の基本としたいと思います。 以上
●担任牧師
●奏楽者
原 寿枝姉、中村容子姉、斉藤 祥子姉、
●責任役員
真野範一兄 北川 節兄