『ろごす草紙』

ロゴス教会八王子開堂九周年記念 1992.11

はじめに

 1947年(昭和22)、山本三和人先生によって豊島区目白にロゴス教会が興されてから36年間の伝道生活に区切りをつけて、1983年11月、「神からの与えられた新しいビジョン達成」のためにここ八王子小比企の地に移転して新たに宣教の歩みを開始してから、今年で9年の歴史を刻みました。

 ロゴス教会八王子開堂への決断は、山本三和人牧師を中心とした教会役員をはじめ兄弟姉妹の、主のゲッセマネの祈りにも似たまさにキリストの十字架の思いに結びつく出来事ではなかったかと思います。その祈りの中で神の新たな選びに従い力強く飛び立ちました。
 ”宇宙時代の創造的空間ーLOGOS” これが、八王子開堂のロゴス教会の産声です。この9年間に地球上の世界は大きく変化してきました。このような”時”だからこそ、ロゴス教会の八王子開堂の神の選びがあったと信じます。神の恵みによる新しい創造ーこれが新しいロゴス教会のスタートでした。

 「権威や形にとらわれない開かれた教会」(LOGOS No.1) 「愛らしいろばが迎える祈りと安らぎの場」(LOGOS No.2)
「造り手のこころを大切にする文化情報の発信基地」(LOGOS No.3)「主の招きに応える人々の群れ」(LOGOS No.4)

 ロゴス教会のキリストとともに歩む姿勢がこのように詩われました。 この度、事務局では八王子開堂9周年記念礼拝とあわせて、新会堂建設当初発行していた『ろごす草紙』を製本して、記念品とすることを考えました。この『ろごす草紙』は倉庫の奥で埃と湿気とカビに埋もれていたものを、無駄にならないようにと思って整理したものです。私もそうですが、この八王子のロゴスと出会ってはじめて目にする方々のためにも披露したいと思います。製本は事務局の手作りです。

 ロゴス教会と教会に連なるすべての兄弟姉妹の上に、神の豊かななるお恵みがありますように。
                                         1992年11月15日 ロゴス教会事務局 大柴 恒

心の安らぎ
来るべき方(神谷八重牧師)
ほんとうの道
忍耐と待望
羊と狼
破壊と創造
道を掘る
ころもがえの季節
暗幕の裏に朝の光がー
捨てられた石に思う
私は人間
女と男

TOPへ